朝起きた時、腰が痛くてなかなか起き上がれない…なんて事はないですか?
私も時々そんな事があったんです。
日中の腰の痛みは無いのですが、朝起き上がろうとすると腰に痛みが…
「歳を取ったからかなぁ??」なんて考えていたある日、テレビを観ていると腰痛に関する事をしていました。
寝起きの腰痛の原因は…
腰痛の原因は色々あると思うのですが、私のように寝起きだけ腰が痛い場合は殆んどがある事が関係しているそうなんです。
それは何と。。。
寝ている間の「寝返り回数」!!
寝たままの体勢で目覚めるような寝方は見た目は綺麗ですが、実は腰にとても負担がかかってるらしい。
成人の平均寝返り回数は20回前後と言われてるのに対し、「寝起き腰痛」の人は寝返りがかなり少ないと言うんです。
寝返りが少ないと何故腰痛になる?
寝返りが少ないと何故腰痛になるのか疑問でしたが、こんな理由なんだそうです。
仰向けで寝ている場合を想像してみると、背骨の下に筋肉があり血管が流れているのですが、上向きで寝る事により内蔵も下へと下がるので内蔵の重さで血管が圧迫されるとの事。
内蔵なんてそんな重いものでもないんじゃない?なんて思いましたが、40代女性の平均体重53キロだとすると、腰に23kgの内蔵が乗っかっている状態になるんだとか…
5歳の娘の体重が約16kgなので、そう考えると恐ろしいほど負荷が…(^_^;)
血管が圧迫されると血中の酸素が少なくなり血管の白血球や筋肉の細胞から痛みを引き起こす発痛物質が発生し、腰が痛くなると言ったしくみらしい。
そう言った理由から、酷い腰痛の方は横向きで寝ると良いんだそうです。
また、寝返りをした方が良いと言われても一度寝てしまうと無意識の行動なので難しいですよね。
寝返りは寝室の環境も大きく関係しているそうです。
なので寝返りをしやすい環境を作ってあげると良いんだとか。
寝返りをしやすくする方法
・ベッドの位置を壁側から50㎝は離す(壁が横にあると無意識のうちに圧迫間で寝返りしなくなる)
・パジャマをさらっとしたものにする(ごわごわしてると摩擦が大きいので寝返りしにくい)
・柔らかい枕はNG (頭が抜け出せなくなる。枕の高さも重要)
このように、出来るだけ寝返りしやすい環境を作るように心がけましょう。
私は子供に挟まれて寝ているので余計に寝返りが出来ていなかったかも知れません。
歳のせいなのかな?と思っていましたが、寝返りが原因と判明しただけで何だか気持ちが楽になりました。
あとは寝返りが出来る環境と心がけ次第かも…
【寝起き腰痛】で悩んでいる方は一度寝返りをしやすい環境作りから始めてみてはいかがでしょうか?
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