健康診断で肝機能の数値や脂肪肝を指摘されている方もいるかもしれませんね。
「アルコールの飲みすぎ=肝臓を悪くする」 と思われがちですが、実は飲酒に関係なく肝機能異常がある方もいるんです。
肝臓と言えば「しじみ」を連想される方も多いと思いますが、しじみには肝臓の働きを助けるアミノ酸の一種である「オルニチン」と言う成分が含まれています。
オルニチンは成長ホルモンの分泌を促す作用をもっており、継続して摂取することでALTやy-GTPの数値が低下すると言われています。
しじみは冷凍すると栄養価が上がるの?
しじみにはグルタミン酸やアラニンと呼ばれる甘味成分が含まれているのですが冷凍する事でしじみ自体の細胞が壊され、グルタミン酸やアラニンの含有量が増加すると言われています。
そのオルニチンですが、冷凍する事により含有量が7倍~10倍に跳ね上がると言われているんです。それだけでなく、甘味成分も増すそうなんですよ。
健康診断などで肝臓が気になると言う方は、しじみを冷凍して摂取してみてはいかがでしょうか…
しじみを摂取したいけどなかなか摂れない…なんて方はしじみのサプリメントも色々出ているのでそう言ったもので補うのも良いかもしれません。
また、コレステロール値や中性脂肪が多い方の場合は普通のしじみサプリも良いですが、しじみの貝殻に含まれているカルサイト配合のものだとよりお得に感じるかもしれません。名前だけ聞くと良くわからないと思いますが、カルサイトは貝殻を焼くと発生する成分で肝臓の細胞を修復する役目があります。そのため、コレステロール値や中性脂肪の改善の効果も確認されているんです。
【しじみの塩抜き方法】
濃度1%の塩水(水600mlに小さじ1)に浸して冷暗所で30分~3時間置く事で砂を噛んでしまう事がなくなります。(3時間置くとしじみの体内にある旨み成分を中に閉じ込める事ができるので3時間置くのがおすすめです)
【しじみの冷凍方法】
塩抜き後のしじみの水分をキッチンペーパーなどでふき取り、ジップロックなどの入れ物に重ならない様に平らに入れます。空気をできるだけ抜き、最後に新聞紙に包みゆっくりと冷凍します。
お味噌汁を作る時などは解凍せずに冷凍のままお鍋にいれて使いましょう。
しじみにも味噌汁にもビタミンEが豊富に含まれているのですが、ビタミンE は血行を良くしてくれると言う働きがあり、老化防止や冷えやむくみ、肩こりに悩んでいる方にもおすすめですよ。
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